ページビューの合計

2011年7月20日水曜日

山形県寒河江市慈恩寺三重塔

送信者 慈恩寺

慈恩寺三重塔(県指定文化財、江戸時代 文政十三年 1830年、銅板葺、高さ 26.7m)

慈恩寺は天平18年(746)、聖武天皇の勅令でインド僧婆羅門僧正が開基したと伝えられる東北を代表する寺院

三重塔は慶長十三年(1608)山形城主最上義光が建立後、文政六年(1823)焼失。文政十三年(1830)再建。大工は布川文五郎

塔は高欄のない縁をめぐらし、縁の下は板張りになっている。中央間桟唐戸、脇間板張り、中備えは蟇股

相輪(塔の上の金物)は擦が上端まで太く、九輪も薄く、詰まった感じがする。層塔には珍しく四方に鎖をたらす

江戸時代には幕府から2812余石の御朱印を受け東北随一の巨刹となった

見上げると美しい軒反り、実際観てみるとかなり痛み、歪んでいます。

0 件のコメント:

ブログ アーカイブ