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2010年10月13日水曜日

びんぬうたき

送信者 2010/10

声のする方へ感じるまま筋小をてくてく歩いた。

辿り着いたのは弁ヶ嶽だった。

首里城の東方約1km.にあり、海抜は165.7mで、沖縄本島中南部で最も高い峰の一つです。そのためかつては航海の目標ともなりました。一般に「びんぬうたき」と呼ばれ、峰全体がご神体とされ、1945年(昭和20年)の沖縄戦で、この地において激戦が展開されるまでは、琉球松などの大木が茂っていました。弁ヶ嶽は参詣道をはさんで、東側の小高い杜になっている方が大嶽(うふたき)、西側の低いほうが、小嶽(くたき)となっており、「琉球国由来記」(1713)によれば、大嶽の神名は「玉ノミウヂスデルカワノ御イベヅカサ」、小嶽は「天子」(テダコ)と記されています。王府時代,1・5・9月に国王が親ら(みずから)訪れ、祭祀が行われました。また、沖縄戦で消失した石門は、1519年に首里城歓会門前の「園比屋武御嶽石門」(ソノヒヤンウタキ)とともに築かれたといわれ、その構造や工法も似ていました。この石門は1938年(昭和13年)、国宝に指定されました。現在のコンクリートづくりの門は、1954年(昭和29年)にハワイの「うるま一心会」からの寄付金を得て、首里鳥堀町民の奉仕によってつくられたものです。
また、かつては石門の前に、拝殿(フェーディン)と呼ばれる建物がありました。(説明板より)

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